オキニ=デルゼのGET IN OUT!

白猫TCGのブログです。面白いカードを使ったデッキを紹介していけたらなぁと思っています。

第9弾「ドーンブリンガー -夜明けを導く者-」紫レビュー

こんにちは、オキニ=デルゼです! 昨日、新弾のリストが公開されましたので早速「紫カード」を見ていきましょう!
例のごとく紫以外は知識不足ゆえ他の方にカード評価をお任せします。

新ギミック「召喚」シナジー!?





まずは今回の紫のコンセプトが詰まっているイロメロ(温泉)から! イラストは……セウト!!
効果はリーチェ(ちび)で少し先出しされていましたが、「キャラが紫を持つカードやキャラの効果で登場するたびに」という誘発条件を持つカードで、誘発するたび相手のキャラに1点を飛ばします。今弾登場するカード以外では覚醒カードのトリガー効果がこれに該当します。
覚醒前はコストの軽いカードで扱いやすく、覚醒後は誘発効果にルーン要求がなく終盤に素出しするだけでも機能してくれます。覚醒後の登場時効果はルーンを付けるカードと組み合わせて捨て山のどんなカードでも手札に持ってこれます。誘発効果を満たせるカードを回収するといいですね。
効果を誘発できるカードは比較的ソウルが重めなのであまり誘発を連打することはできませんが、1点を乗せてからセツナ(ちび)による追撃など絡めていきましょう。

「ランダム召喚」で上振れを狙う!






召喚シナジーその1がこちらのランダム召喚。「下に付いている味方キャラとその下に付いている全てのルーンから無作為に1枚を選んで登場させる」というランダム要素の強い効果を持っています。例えば餅おばけのモッチーの効果で自身に闇の王子(WE)を付けて3ターン目にアーノルドを使えば1/2で闇の王子(WE)が降臨します。外れればもう一度餅おばけのモッチーが出ます。こんな感じでコストを払って出し直しになるリスクを加味して使わなければなりません。さながらガチャを引いているような効果です。
この効果について2つ注意点があるのでそちらを紹介。まず、無作為に選ばれるカードの中にはモンスターも含まれます。もちろん、モンスターは登場させることができないので選ばれた場合は登場失敗と見なしてルーンごと捨て山に送られます。また、無作為に選ばれたカードと同名のカードが既に場にある時も登場失敗です。ある程度の欠点を確認したところで、1枚ずつ見ていきましょう。

まずは今弾の目玉の1つ「ヒーローカード」のシャルロット。手順としては、手札のシャルロットを3ソウル払ってゲームから取り除き、ヒーローカードのシャルロットを場に出します。ヒーロー化を持つカードはトリガー効果で手札に加わるので引けない心配はそれほどないです。始めに3ソウル払っているだけあって、ランダム召喚の中では最も軽い2ソウル要求で、もちろん手札の消費もありません。
リーダー化を持つシャルロットは2枚目以降は4/4/5という標準スタッツに加え、ランダム召喚と相性のいいルーンを付ける効果を備えています。トリガー持ちであるためデッキに戻せないのが少し残念であります。
シャナオウ(ドーンブリンガー)は5/4/4が場に出ながらランダム召喚を行います。ランダム召喚の中では一番クセがなく、理想のカードが出なくても最低限盤面維持ができます。同コスト帯にヴィシャス(WE)やマフユなどの汎用的で強力なライバルが多いのが難点です。
アーノルドは今回唯一の新規モンスターです。モンスター側にも召喚誘発ができるカードが入るのはいいですね。イロメロ(温泉)を活かすデッキなら入れてもいいカードだと思います。

少し悪い印象が付くような書き方になりましたが個人的に有効だと思っている使い方を2つ。例えばミシェルなどを利用してマフユの下にマフユを付けます。これでマフユがダメージを受けようがOFFになろうがランダム召喚の対象に選べば全回復してONになります。名付けて、確定ガチャコンボですね。
もう1つが、例えば覚醒ヴィシャスなどのLv.4、5で場から退かしたいけど倒してもらえないカードをランダム召喚にかけてやる方法です。覚醒ヴィシャスなら出し直しになっても登場時効果が機能して下に付いてるキャラが出ればそこからキャラチェンジをしていくことができます。この時、下にオズマを付けておくと覚醒ヴィシャスが手札に帰ってきます。どちらに転んでも美味しい状況を目指しましょう!

式神召喚で強力な横展開!






召喚シナジーその2が式神召喚。手札・デッキ・捨て山から式神を召喚するセツナとトワが登場です。コスパの面では言わずもがな優秀ですが、一方で除去があるデッキだとセツナやトワを倒されてついでに式神がやられてしまいます。
セツナは攻撃寄りのカードで、自身にルーンを3つ付けられれば天后を6/3突破にして飛ばすことができます。天后がいないとキャラチェンジしづらいLv.4の平凡な4/4なのでランダム召喚が活きるところかもしれません。
トワは式神召喚の特性をフルに活かした盤面を作って防御に回るカードです。貴人がいればとりあえず1回の攻撃はトワが無傷で受けられます。貴人のドローと合わせて後の展開に繋げましょう。トワが受けた後なら貴人はさっさと適当な攻撃を受けて撤退しても良さげです。

オマケに見せかけた本命




エレノア(シェアハウス)が紫に来てくれました……ってなんじゃこりゃ。サーチ可能なLv.2斧で標準スタッツを持っていてドローとボトム操作を同時にこなすカードです。第8弾の紫はヴィルフリートを中心にしたデッキが最も強い型だと思っているのですが、これでまた一段と強くなりますね。覚醒もボトム操作は無くなりますが一方でハンドが増えるようになるのでいいですね。紫で安定を貫くなら斧軸、覚えておきましょう。

その他はさっくりと






シェアハウスイベントからビート(シェアハウス)とユイ(シェアハウス)が来ました。どちらもルーンに関する効果を持っていますが少々地味です。ユイ(シェアハウス)はランダム召喚で選びたくないカードを引き抜くという限定的な仕事ができそうではありますが。
ネムに関しては特に言うことがないです。標準スタッツも満たしてないのにデメリット効果付けないでください。せっかくのウォリアーが台無しだよ…。

あのモンスターが再録…!




ベニムカデ再録です! 紫最強のモンスターのジロリンどぐうはいろんな構築済みデッキに入っていましたが、こちらは第3弾でしか手に入りませんでしたからね。紫デッキ組むなら積極的に入れてあげてください、強いので! ランダム召喚とも好相性ですね!

これで終わりとおもーじゃん?


最後にフレミのPRになりますが同タイミングで公開された紫ということでシャルロット(選抜総選挙)も見ておきましょう。4/4/5という標準スタッツを有してサーチ可能な斧、自身も対象に取れる枚数の選べるスケールくん……ええぇ。投票で選ばれたからって強すぎませんかね。ちょっと心配です。後手2で相手の体力3以下吹き飛ばせるといえば大体の強さがわかりますかね?

まとめ

召喚シナジー、正直未知数です。使い方をいくつか考えていますが既存のデッキに組み込むよりかは専用デッキを用意した方がいいでしょう。紫茶熊は何だかんだで非常に優秀だったので今回も期待しております。今回はシナジーカードがほとんどなので単体考察は無しかな?
それでは新弾でお会いしましょう、ではでは!