オキニ=デルゼのGET IN OUT!

白猫TCGのブログです。面白いカードを使ったデッキを紹介していけたらなぁと思っています。

第10弾環境【紫単ヴィルヴィシャス 】

デッキリスト

枚数 カード名
メインデッキ
3 キャトラ
3 ヘレナ
2 オチュクロル
3 オスクロル(キンクラ)
2 メルクリオ
1 リーチェ(温泉)
1 セツナ(ちび)
3 リーチェ
2 ヴィシャス(WE)
2 キララ(正月)
1 マヤ(ハロウィン)
3 覚醒オスクロル(キンクラ)
2 ヴィルフリート
1 シャルロット(選挙)
1 メルクリオ(むぎゅ)
2 覚醒ヴィルフリート
3 ジロリンどぐう
3 ベニムカデ
2 デス・ドクロ
タウンデッキ
2 宿屋
8 紫ソウル採掘場

注意





このデッキには入手の困難なプロモカードが3種類採用されています。代用可能な範囲ですがデッキパワーは落ちることになります。
もしこれらのカードを持っていない場合は、エレノア(シェアハウス)、カルディナ(リベンジ)、メアを代わりに入れるのがオススメです。

基本戦術

このデッキは第8弾環境で紹介した紫単ヴィルヴィシャスを、第10弾に登場した2種類のリーチェでアップデートしたデッキになります。覚醒ヴィルフリートやヴィシャス(WE)の動かし方については過去の記事をご覧ください。
【紫単ヴィルヴィシャス】 - オキニ=デルゼのGET IN OUT!






第10弾での大きな変更点がこのカード、リーダーリーチェ。モンスターカードの使い勝手を大きく向上させる常時効果を持っているリーダーカードですが、今回はこのカードの登場時効果に焦点を当てています。
過去のヴィシャス(WE)のデッキでは、手札に来たデス・ドクロを「有効活用できる」止まりでした。デス・ドクロが怪談パーティ会場で回収できないのが大きな理由です。しかし、リーダーリーチェならダメージで捲れても手札に来て捨て山に落ちてしまったデス・ドクロの効果を適用できます。
これにより、ヴィシャス(WE)のデッキが抱えていた安定性の問題とリソース問題の両面が解消されました。もちろんそれだけに限らず、攻撃4のLv.3であることやジロリンどぐう、ベニムカデを1コストにできることもリーチェの強みになります。




注意のところで出てきたプロモカード群ですがどんな活躍をするのか触れておきましょう。
まずリーチェ(温泉)、使い勝手を試す意味で試験的に入れたカードですがやっぱり強かった。このデッキではほぼジロリンどぐうをデッキトップに置く専門の仕事になりますが、相手への大きなプレッシャーとなって多くの場面で1ターン山を守ることができます。対黄デッキに限り5/4への牽制としてデス・ドクロをトップに置く動きをすることもありましたがこれもまた非常に有効でした。
セツナ(ちび)はヘレナでサーチ可能なダメージソースとして非常にいい仕事をします。ヴィシャス(WE)でのせることができるダメージは2点なので、そこに対しての追い討ちが強力です。また、あえて不利トレードを申し込んで受けてくれた相手を落としたりと汎用カードとして優秀すぎるカードです。
シャルロット(選挙)は、斧デッキでは入れ得と紹介したメアの更に上をいく驚愕のパワーカードです。後攻1ターン目にレベル1を置いて、後攻2ターン目に覚醒オスクロル(キンクラ)でこのカードをサーチしてそのまま重ねることで3点を即座に盤面に打ち出すことができます。加えて捨て山にキャラを落とすことができるのでその後の宿屋を腐らせることがありません。ここまでできるのにスタッツはなんと標準の4/5。紫のパワーを底上げしてくれているカードです。





前回のデッキから外したカードの理由も解説しておきます。
並べてみると分かりやすいですが、この3枚はいずれも手札を減らさずに動けるカードです。紫の課題の1つだったリソース問題を解決してくれるカードたちですね。しかし、前述のリーダーリーチェがそれを解決してくれました。そう、引くためのカードはもう最低限有ればそれで十分なんです。デッキのスペースに余裕を持たせるためにも今回は不採用という形になりました。

まとめ

今回の構築は、リーダーリーチェをとりあえず使ってみたい、リーチェ(温泉)を取りに秩父まで行ったけど使い方が分からないという人にオススメのデッキです。ヴィルヴィシャスという名前を名乗っていますがデッキがリーチェに侵食されてきました。
ヴィシャス(WE)+リーダーリーチェのコンボは本当に優秀なので是非お試しください。ではでは!