オキニ=デルゼのGET IN OUT!

白猫TCGのブログです。面白いカードを使ったデッキを紹介していけたらなぁと思っています。

徹底解説セツナ(和装)

こんにちは、オキニ=デルゼです! 今日は何やらエキサイトアリーナからちょうど1年ということで、Twitterで昔の構築を懐かしんだり、また大規模イベントやって欲しいなぁというツイートをよく見かけました。
私はエキサイトアリーナの最多勝チャレンジで最多勝を獲得して、エキサイトアリーナのキービジュアルスリーブをたくさんいただきました。ずっと使ってるんですが、このスリーブだとデッキの色が紫ってバレるんですよね。
前書きが長くなりました。本題行きましょう!

カウンターカード登場!


新カードレビューであえて解説を飛ばしたセツナ(和装)です。3/5という高いスタッツを持ちながら0コスで出せる可能性があり注目を集めています。しかもこれが各色に1種類ずつ配られているので、これから横に並べる際にはこれらのカードをしっかりと警戒しなければなりません。よく見ることになると思うので先に顔ぶれだけ見ておきましょう。







このカードたちがもたらす影響は大きく3つ。
①盤面劣勢からの立て直しがしやすくなる。
②Lv.4のキャラを登場させやすくなる。
③他の色への出張パーツ。
まずは活かしやすい①②の影響を各紫デッキで見ていきましょう。

魔道士軸とセツナ(和装)




結論を先に申し上げるとアンチシナジーです。魔道士軸の切り札、覚醒ミラは相手の盤面を除去する戦法を取るのでセツナ(和装)を出す状況を作りにくいです。加えてセツナ(和装)を足場に出したいLv.4が少なく、採用するメリットは薄いでしょう。
正月クラニィを起点とするタイプでも正月クラニィが場に居座るために盤面が劣勢になりづらく、こちらも相性がいいとは言えません。
むしろ他のデッキを相手取る時に除去のし過ぎでかえって劣勢になってしまわないように気をつけたいところ。魔道士軸の紫デッキは割と不遇なシーズンを迎える可能性が高いです。

ウォリアー軸とセツナ(和装)




ウォリアー軸は一転して非常に噛み合いがよく、いい仕事が期待できます。
まず、メアシャオフーコンボのサポート。オスクロル(キンクラ)からシャオフーまで繋いだ後、相手の横展開をセツナ(和装)→メア(ダグ2)→覚醒メア(ダグ2)と展開して無力化することで有利な盤面を作ることができます。



ウォリアー軸紫の主流であるヴィルフリートでも力を発揮します。一度盛大にトリガーを捲りにいって自分から盤面をあえて空にして、その後セツナ(和装)を足場にヴィルフリートを再展開という動きが取れます。重ねることができなかった覚醒ヴィルフリートも腐らずにすみますね。

クレア(聖夜)とセツナ(和装)




個人的に注目度が高いのがこのコンボ。クレア(聖夜)は相手の場に何体キャラが立っていようがお構いなしで山札を殴りに行けます。セツナ(和装)とクレア(聖夜)で2コストしか使わないので、例えば残り6コスト使える状況ならベニムカデ+ベニムカデ+福男星たぬきといった具合に攻撃を10以上まで上げて山札にルーントレインをぶち込んでやることができます。恐ろしや。

茶熊とセツナ(和装)




もっとも自然に入る型はもちろん茶熊デッキでしょう。セツナ(和装)をサーチできるアイリス(茶熊)が必ず入ってくるので、戦術への組み込みやすさが他のデッキタイプと一線を画してます。覚醒ユキムラ(ドレスアップ)でバフしたり、リアム(茶熊)の誘発に使ったり足場に使ったりと至れり尽くせりなカードになっています。
一部の軽い茶熊カードとアイリス(茶熊)を加えて、茶熊出張パーツを組み上げるのも良いでしょう。デッキの安定感が上がり、盤面を取りやすくなります。

紫でティナパンチ!?




「③他の色への出張パーツ」というのをポイントとして挙げましたが、具体的には紫にティナが採用できるようになります。黄色の絶対的エースを紫にどう混ぜるのか、2通りのやり方を見ていきましょう。



まず、セツナ(和装)を使う場合。これにクラッシュドラゴンを付けることで覚醒前のティナの準備ができます。ティナを手札に集めることは難しいですが、紫にはモンスターに関する効果を持ったカードが多いので、クラッシュドラゴンを使うことは難しくないでしょう。



次に、エクセリア(和装)を使う場合。こちらはエクセリア(和装)に紫ルーンを付ける効果を使えば準備ができます。ルーンを付ける効果を多く採用している場合、準備が比較的簡単で黄色ソウルも1つあればいいところが特徴です。
どちらのやり方でもティナの効果で全体に1点をばら撒き、覚醒ティナで10点パンチができます。ノロイギツネでもう一度10点パンチという夢も見れるかもしれませんね。

まとめ

セツナ(和装)の使い方はここに書いたものが全てではありません。更に各色を考察していくと一生終わらない気がする、そんなカードたち。
これらのカードを活かすのか、これらのカードに苦しめられるのか、はたまたこれらのカードを乗り越えるのか。プレイヤーの技量が試されるときです。
ではでは!