ソアラは一つの転機に過ぎず
こんにちは、オキニ=デルゼです! 9/23の名古屋193フレミでは準優勝できて、早速いいデッキが作れたと思っていたらその後の鷲田家道場で2-4と惨敗…。レシピ紹介する前にやることあるなぁと思って第6弾初期環境のまとめです。と言っても殆ど今回書くことはソアラなんですけどね。
ソアラデッキを知ろう
「流石に話題になってるし知ってるよ」という人も今一度おさらいしましょう。そして僕が間違ったこと言ってたらコメントで指摘しましょう。←
サンプルレシピ
- ヘレナ…3枚
- キャトラ…3枚
- アルカ…2枚
- ヨシュア…3枚
- ルカ(バレンタイン)…3枚
- リアム…2枚
- ルカ(茶熊)…3枚
- イサミ…2枚
- 覚醒ヨシュア…3枚
- パハロ…1枚
- ヨシュア(サマー)…1枚
- ソアラ…3枚
- 覚醒ソアラ…3枚
- ヤンキー星たぬき…3枚
- 剣道武者…2枚
- 木星たぬき…2枚
- 舞妓たぬき…1枚
- 剣術研究所…3枚
- 赤ソウル採掘場…4枚
- 怪談パーティ会場…2枚
- 宿屋…1枚
ソアラの型は一つではありませんが特化構築になっているものを自分流にアレンジしてみました。相手の山札を殴って勝つという勝ち筋を完全に捨てて、自分の山札を1にすることだけ考えたデッキですね。山札1の状態で覚醒ソアラ+剣道武者を揃えてしまえば相手は為すすべがありません。
この手のデッキは「ソリティアデッキ」と言われ、代表的なゲームだと遊戯王のエクゾディア、シャドウバースの超越ウィッチなど相手のプレイが介入する余地を少しでも減らすことをコンセプトにしています。読みづらい相手の行動をシャットアウトできるわけですからデッキとしては非常に合理的ですね。
で、白猫TCGのバランスは崩壊したの?
全くそんなことはありません。それはソアラがそこまで強くないからというわけではなく、対策のしようがあるのです。それは構築の段階からはもちろん対戦の中にも対ソアラ用のプレイが存在します。
ソアラデッキ最大の隙は自分のデッキを1枚にする直前のターン、山札が1桁程度まで掘り進んだ時です。ここで山札にダメージが通せれば勝ちの目を見出すことができるわけです。しかしソアラデッキは受けることに特化した場を作るため、ひたすら連パンで道を切り開くのは難しいです。
鍵は「防御不可」
ではバーンダメージならどうでしょう、シャルロット+覚醒シャルロットなら1桁になった山札を削ることは可能です。突破も有効な手段ですね。覚醒ティナによる防御不可の二連撃ならどうでしょう、黄色には他にもエーベルハルト(ハロウィン)などの防御させないカードが存在します。ビーチタートルで全OFFにしてしまえばどうでしょう、エクセリアなどの攻撃でむしろ楽に勝ててしまうこともあるのではないでしょうか。
カティア+フォレストクイーン、ハロオス+フワフワスモーク、ファルファラの踏み倒し召喚など山札に確実に点数を通す方法はいくらでもあるわけです。嫌な言い方をすると「対策していない方が悪い」のです。
ソアラさせない方法
相手に覚醒ソアラを決めさせない方法は山札を削りきるのみではありません。もちろん水曜日のフレミでソアラを禁止することではありません。ソアラデッキはこちらのキャラを全て撤退させることで効果を通しにきます。
じゃあ撤退しないキャラを立てればいいじゃない。ヒーロー(茶熊)は効果を受けず狙い撃ちでも狙えません。無色カードなのでメタカードとしては完璧ですね。
効果の発動ができない状況を作ることも一つの手です。ノエルなら赤ルーンが4つ必要な覚醒ソアラの効果を封殺できます。効果を受けるので木星たぬきで倒されるし、木星たぬきがルーンとして付くことでリカバリーされてしまう点には気をつけたいですね。
これらの対策カードはソアラ側も対策し返すことができて、舞妓たぬきで突破をつけたソアラならこれらのカードを打破することができます。対話の余地がないように見えるソアラデッキも構築の段階から対話が始まっているわけですね。
自分のやりたいことを押し通すだけではなく
ソアラデッキとその対策を通してこの第6弾の環境について何が言いたかったのかというと、これからもっと面白くなるということです。今回のパワーカードはまだまだ沢山あります。ルーンパワー持ちのキャラ、ノエルやウィリアムなどの妨害効果を持ったカードなど純粋に自分のデッキの全力をぶつけるだけでは太刀打ちできない相手が出てくることもあるでしょう。あのデッキにはどう戦おうとか、対策カードを積むためにどの枠を削ろうとかそんなことを考えながら白猫TCGを楽しめるとまた一つ強くなれそうですよね。
面白いデッキの発想を鷲田家道場の中でたくさん頂けたのでそのうち形にしたいと思います。ではでは!