オキニ=デルゼのGET IN OUT!

白猫TCGのブログです。面白いカードを使ったデッキを紹介していけたらなぁと思っています。

白猫TCG環境考察〜サブマリンフェスタ編〜

こんにちは、オキニ=デルゼです! ついにフレミ以外では久々の公認大会「白猫プロジェクトTCG サブマリンフェスタ」が開催されて殆どの店舗で定員を大きく上回る参加者が集まってるみたいですね。
私も名古屋にあるイエローサブマリンに行きましたが、8人定員に30人が集まりもちろん抽選落ち。落ちてしまったものは仕方ないですが、ただで帰るわけにも行きませんので、優勝デッキを参考に環境考察のお時間です。
15~16日には事前予約制の公認大会「猫ステフェスティバル」も控えていますし、今のうちにネコカのメタをはっきりしておきましょう!

トップtierは間違いなく「ソアラ


6/2時点で11店舗の大会が終了していますが、優勝に名を連ねているデッキとして最も多いのがソアラです。元々、特殊勝利デッキとして変わった立ち位置のデッキではありましたが、今回既に4店舗での優勝報告があり環境デッキとして確立したのは間違いないでしょう。
この後、様々なデッキを紹介していきますが、まずこのソアラデッキに対してしっかりと勝ち筋が持てるかどうかがプレイヤーのデッキ選択や大会結果に反映されてると見れます。

やっぱりシャルは強かった


赤デッキの優勝は3店舗! 主にLv.4帯の採用に個人差がありますが、大筋は剣士軸の「オウガシャル」ですね。フレミでも人気の高いデッキで、圧倒的な速度が売りのデッキです。ソアラデッキに対して、バーンダメージや突破でしっかりと勝ち筋が持てる点も非常に優れていますね。ソアラに並び環境トップのデッキと呼ぶのにふさわしいでしょう。

(追記)丸井柏店の優勝デッキが赤ではあるようですがオウガシャルデッキでは無いようです。詳細はまだ不明ですが、レシピを伏せているということはかなり個性的な構築なのかもですね。

他の色も結果出てます



残る4店舗の優勝はそれぞれ、「青単エクセリア」「黄t青武闘家」「紫単茶熊」「紫t赤剣士」となっています。紫t赤剣士だけデッキレシピが不明なので他の3デッキを見ていきます。
まず青単エクセリアですが、かなり割り切った構築をしています。キャトラ茶トラ不採用、職サーチ不採用、軽いLv.4不採用でとにかく高いスタッツと扱えるソウル差で押し切ることをコンセプトにしている様子。上振れてしまえば相手の展開なんてお構いなしのパワーを発揮できるデッキです。
次に黄t青武闘家。白猫TCGといえばこのデッキと思っている人も多いのでは。なんと一番新しくて第4弾のカードという古参デッキ。やはり武闘家のサーチの手広さとティナによる決定力は今の環境でも十分通用するようです。黄色デッキは武闘家軸以外にも黄t青茶熊が準優勝していたりと、新要素を中心にしたデッキも台頭してきている様子です。
最後に紫単茶熊。今回1番のダークホースだったのではないでしょうか? 覚醒ドレスユキムラによる高い盤面形成力、私立茶熊ザックや茶熊オスクロルの突破と和装シャルによる決定力を兼ね備えたデッキです。ソアラに対して勝ち筋を持てて、かつオウガシャルの猛攻をデッキ回復等で捌ききることができるこのデッキは環境にマッチしたデッキと呼べるでしょう。

まとめ
優勝デッキはソアラデッキとオウガシャルデッキが多く、大方予想通りの結果でした。そんな中でも、昔から活躍しているデッキや、第8弾の要素てんこ盛りのデッキも結果を出せている状態ではあります。
一方で、緑や橙の優勝報告はまだ上がっておらず、特に橙は使用率で見てもかなり低いようです。この辺りのデッキには、ソアラが蓋をしてしまっているような印象がありますね。
実はまだ、サブマリンフェスタは8店舗残っていますし、猫ステフェスティバルもその間に控えています。ひょっとしたら今の環境から大きく動きを見せるかもしれませんね。私ももちろん優勝目指して頑張る所存であります。ではでは!

第2回仮面舞踏杯に参加してきました。

こんにちは、オキニ=デルゼです! 今日の記事はタイトルの通りです。仮面舞踏杯とは、愛知で開催されている仮面さん主催の非公認大会です。久々に記事を上げたかったので今日はその非公認大会のレポートになります。

使用デッキ

今日使ったデッキは【紫単ミラヴィシャス】。構築は以前ブログにあげたものから数枚差し替えたものです。第8弾で追加されたLv.3のウィズが紫の山札回復と非常に相性がよく、覚醒カードすら何度も使いまわせるようになりました。後はせっかく各地から愛知に集結していただけるようなのでアナザーさんを1枚だけさして挑みました。

戦績

  • 1戦目 vs紫橙ハロオス ◯

初戦は3色タウンを用いたコントロールデッキ。覚醒ルビィが採用できるお陰でハロオスを確実に場におけるので安定感が上がりました。一方でタウン運に左右されやすいのは相変わらずで、かなりもたついてる相手のハロオスをヴィシャス(WE)とデス・ドクロのコンボで崩して勝利。ロイド・イングラムの採用が非常に特徴的なお相手さんでした。

  • 2戦目 vs赤単Wサーチ ×

ヨシュアミレイユの強力タッグな2戦目。お互い職サーチが引けずもたついていましたが、紅の王で除去を挟みながら先に動いたのはお相手。すかさずデッキ回復で耐久戦を試みましたが、剣術リーサルから逃れられず投了。

  • 3戦目 vsシャルロット ×

ここが一番悔しい1戦。最後の詰めでデッキにLv.2がおらず、ヘレナを空振りして敗北。ジロリンどぐうで戻すカードを間違えるというらしからぬミス。お相手は手札にシャルロットを溜め込むことができていなかったので勝てる1戦だったが故に残念。

  • 4戦目 vs黄単武闘家 ×

覚醒ティナを通すという意思を感じるお相手。ターンを返すと負ける気がしたので突っ込んで行ったら茶トラ捲って返り討ち。後で答え合わせをしたところ場の覚醒ティナを除去していれば、勝ちの目があったようで手痛い判断ミス。

  • 5戦目 vs緑茶熊 ◯

覚醒茶コヨミでルーンパワーを付ける、全く新しいタイプのデッキ。こちらのコントロールデッキとしての強みが前面に出た試合で、1桁まで詰められた山札をキープして相手の高スタッツを丁寧に除去。最後に相手のリソース切れを見て返しにリーサル。

と、自慢のミラは2-3で結果負け越しの残念な形で終わってしまいました。
後のフリー2戦では試作中の紫茶熊を使い、青単ウォリアーと橙アグロに勝利したので7戦分の戦績は4-3でした。

まとめ

GWの最後にネコカを1日満喫できて最高でした。主催してくれた仮面さん本当にありがとうございました。課題の残る結果ではありますが、今後に構えている2つの大会に向けて別のデッキを模索しようと思います。またいい感じのデッキが出来ましたらブログで紹介しようと思うのでよろしくお願いします。
ではでは!

追記


そういえばせっかくランダム賞貰ったのに紹介し忘れていました。戦績はふるいませんでしたが、景品を貰えたので大満足! 次は入賞で景品もらうからな!!

徹底解説セツナ(和装)

こんにちは、オキニ=デルゼです! 今日は何やらエキサイトアリーナからちょうど1年ということで、Twitterで昔の構築を懐かしんだり、また大規模イベントやって欲しいなぁというツイートをよく見かけました。
私はエキサイトアリーナの最多勝チャレンジで最多勝を獲得して、エキサイトアリーナのキービジュアルスリーブをたくさんいただきました。ずっと使ってるんですが、このスリーブだとデッキの色が紫ってバレるんですよね。
前書きが長くなりました。本題行きましょう!

カウンターカード登場!


新カードレビューであえて解説を飛ばしたセツナ(和装)です。3/5という高いスタッツを持ちながら0コスで出せる可能性があり注目を集めています。しかもこれが各色に1種類ずつ配られているので、これから横に並べる際にはこれらのカードをしっかりと警戒しなければなりません。よく見ることになると思うので先に顔ぶれだけ見ておきましょう。







このカードたちがもたらす影響は大きく3つ。
①盤面劣勢からの立て直しがしやすくなる。
②Lv.4のキャラを登場させやすくなる。
③他の色への出張パーツ。
まずは活かしやすい①②の影響を各紫デッキで見ていきましょう。

魔道士軸とセツナ(和装)




結論を先に申し上げるとアンチシナジーです。魔道士軸の切り札、覚醒ミラは相手の盤面を除去する戦法を取るのでセツナ(和装)を出す状況を作りにくいです。加えてセツナ(和装)を足場に出したいLv.4が少なく、採用するメリットは薄いでしょう。
正月クラニィを起点とするタイプでも正月クラニィが場に居座るために盤面が劣勢になりづらく、こちらも相性がいいとは言えません。
むしろ他のデッキを相手取る時に除去のし過ぎでかえって劣勢になってしまわないように気をつけたいところ。魔道士軸の紫デッキは割と不遇なシーズンを迎える可能性が高いです。

ウォリアー軸とセツナ(和装)




ウォリアー軸は一転して非常に噛み合いがよく、いい仕事が期待できます。
まず、メアシャオフーコンボのサポート。オスクロル(キンクラ)からシャオフーまで繋いだ後、相手の横展開をセツナ(和装)→メア(ダグ2)→覚醒メア(ダグ2)と展開して無力化することで有利な盤面を作ることができます。



ウォリアー軸紫の主流であるヴィルフリートでも力を発揮します。一度盛大にトリガーを捲りにいって自分から盤面をあえて空にして、その後セツナ(和装)を足場にヴィルフリートを再展開という動きが取れます。重ねることができなかった覚醒ヴィルフリートも腐らずにすみますね。

クレア(聖夜)とセツナ(和装)




個人的に注目度が高いのがこのコンボ。クレア(聖夜)は相手の場に何体キャラが立っていようがお構いなしで山札を殴りに行けます。セツナ(和装)とクレア(聖夜)で2コストしか使わないので、例えば残り6コスト使える状況ならベニムカデ+ベニムカデ+福男星たぬきといった具合に攻撃を10以上まで上げて山札にルーントレインをぶち込んでやることができます。恐ろしや。

茶熊とセツナ(和装)




もっとも自然に入る型はもちろん茶熊デッキでしょう。セツナ(和装)をサーチできるアイリス(茶熊)が必ず入ってくるので、戦術への組み込みやすさが他のデッキタイプと一線を画してます。覚醒ユキムラ(ドレスアップ)でバフしたり、リアム(茶熊)の誘発に使ったり足場に使ったりと至れり尽くせりなカードになっています。
一部の軽い茶熊カードとアイリス(茶熊)を加えて、茶熊出張パーツを組み上げるのも良いでしょう。デッキの安定感が上がり、盤面を取りやすくなります。

紫でティナパンチ!?




「③他の色への出張パーツ」というのをポイントとして挙げましたが、具体的には紫にティナが採用できるようになります。黄色の絶対的エースを紫にどう混ぜるのか、2通りのやり方を見ていきましょう。



まず、セツナ(和装)を使う場合。これにクラッシュドラゴンを付けることで覚醒前のティナの準備ができます。ティナを手札に集めることは難しいですが、紫にはモンスターに関する効果を持ったカードが多いので、クラッシュドラゴンを使うことは難しくないでしょう。



次に、エクセリア(和装)を使う場合。こちらはエクセリア(和装)に紫ルーンを付ける効果を使えば準備ができます。ルーンを付ける効果を多く採用している場合、準備が比較的簡単で黄色ソウルも1つあればいいところが特徴です。
どちらのやり方でもティナの効果で全体に1点をばら撒き、覚醒ティナで10点パンチができます。ノロイギツネでもう一度10点パンチという夢も見れるかもしれませんね。

まとめ

セツナ(和装)の使い方はここに書いたものが全てではありません。更に各色を考察していくと一生終わらない気がする、そんなカードたち。
これらのカードを活かすのか、これらのカードに苦しめられるのか、はたまたこれらのカードを乗り越えるのか。プレイヤーの技量が試されるときです。
ではでは!

第8弾「ネコフェス」の紫カードまとめ

こんにちは、オキニ=デルゼです! スターター第2弾が明日、ブースター第8弾が来週に迫り、カードリストが更新されました! 早速、見ていきましょう!!

伝説のEX枠




本家では女性キャラを押しのけ茶熊投票1位を獲得した伝説の男、リアム様が紫のEX枠!
リアム(私立茶熊)の効果は紫の茶熊キャラが登場するたびに、覚醒前ならダメカンが乗っていない、覚醒後ならダメカンが乗っている相手キャラに1ダメージ与えるというもの。加えて覚醒後は登場時に他の茶熊キャラ全てにルーンを付けることができます。
覚醒前後で誘発効果が逆であるところがポイントで、覚醒のタイミングを見極めることで効果的にダメージを与えていくことができます。スターターで再録しているオスクロル(茶熊)やヴィルフリート(茶熊)とは相性がいいので組み合わせたいところ。デッキの大部分を紫の茶熊で構築してあげることで真価を発揮します。
覚醒後の登場時効果は効果の発動条件を満たすのに役立つのでキャラを素出ししやすくなり、アシスト用の茶熊キャラを手札に溜め込みやすくなります。覚醒レイン(茶熊)とのシナジーはありますが、手間の割に効果が薄いので共存は難しいでしょう。

軽音部のHR枠


リアム(私立茶熊)に合わせてザック(放課後)も紫に登場!
他に紫の茶熊がいれば5/4突破になる常時効果がシンプルに強い! シャルロットと同じスタッツが1コスト軽く出せると言えば分かりやすいでしょう。Lv.3なのでアイリス(茶熊)でサーチできて出しやすいカードです。
起動効果も優秀で、1コスト払い下に付いているルーン1つを取り除くことでOFFの相手キャラを感電にします。効果自体が相手の攻撃を牽制してくれるのでルーンを付けたまま睨んでいるのもいいでしょう。覚醒リアム(私立茶熊)で効果を複数回起動できるようになるのでシナジーもバッチリです。

残りの茶熊枠




実は紫茶熊一番のキーカード、ユキムラ(ドレスアップ)
居座ることで強力に作用する2つの効果を持っていて、体力バフによる有利な盤面の形成と、ルーンを付ける効果による手札の温存に貢献してくれます。こちらの効果は覚醒レイン(茶熊)とも好相性ですね。
ザック(放課後)とのシナジーは凄まじく、5/5突破と4/4が場に並び、2コスト払うと感電を発揮できます。相手へのプレッシャーはなかなか。
覚醒前後ともにアイリス(茶熊)でサーチできるので立てやすく、4/4というスタッツが非常に居座り向きです。引き直しの時点で2ターン目登場を狙っていきたいですね。




ルクサント組のオウガ(和装)シャルロット(和装)です。
共にダメカン関連の効果を持っていて、リアム(私立茶熊)を中心にしたデッキで活躍できます。効果を無視してもバニラスタッツという強力な2枚です。
オウガ(和装)は覚醒リアム(私立茶熊)でダメカンを乗せることができないキャラにダメージを与える手段として有効です。シャルロット(和装)はダメカンばら撒き系のカードと組み合わせることで全OFFクラスの力を発揮するフィニッシャーです。アイリス(茶熊)でサーチできるので詰めの場面で持っていないということも少ないです。覚醒ユキムラ(ドレスアップ)がいれば4トリ対策もバッチリのスタッツが強い。


今回のイレギュラーカード、セツナ(ドレスアップ)
本当は語りたいことが多いのですが、このカードについて書き始めると新カードレビュー終わらないのでやめときます。とにかく今後の環境を左右するやべえカードだって思っておいて下さい。これと同じ効果のカードが各色1枚ずつ追加されています。
茶熊で使うならリアム(私立茶熊)の足場になれるし、ルーンを付ける効果と合わせてオスクロル(茶熊)、ヴィルフリート(茶熊)の足場にもなれる。そもそも高スタッツなので覚醒ユキムラ(ドレスアップ)込みで超殴りやすい、といったところでしょうか。

では残りもざっくり





バトルアイランドの面々ですね。エディは紫のLv.2では2枚目となるウォリアーだったりします。コストは重いですが効果条件を満たせば3/3/4とLv.3のバニラ相当のスタッツがあります。
シャルロット(バトルアイランド)は紫に貴重なバーンカード……ではあるんですが効果のタイミングが苦しい。ダメージでどんなトリガーを捲ってもそれ以降の行動ができないので全OFFトリガーを捲った場合には目も当てられません。趣味カードの域を出ませんが、赤紫シャルロットのようなキャラデッキを作れる楽しみはありますね。





黒猫キャラも続々と参戦して白黒TCGって感じがしてきましたね。
プリフィカは紫に足りなかった爆発力を生んでくれる1枚です。突破を持つヴィルフリートや防御されないクレア(聖夜)と組み合わせるとダメージが無駄になりにくいです。
クレティアは自分の番の終わりに味方キャラを回復してくれる効果を持ちます。効果量が少ないことや、次のターンにはLv.3の足場になっていることを考えると優先して入れるメリットは薄いように感じます。
ジーは自分に乗っているダメカンの数の2倍だけ攻撃が上がるという、非常に面白い効果を持っています。防御されない攻撃10まで運びたいところですが、自分にダメカンを乗せる方法は覚醒メア(ダグ2)ぐらいなので、相手の4~5点の攻撃を受けに行くのがベストです。同じ黒猫キャラのプリフィカとはシナジーがあり、攻撃10に後一歩届かないときは相手の意表をつくチャンスになります。


チャージメタのチャージ持ち、虚の王(白猫テニス)です。
現在環境で取り分けチャージが猛威をふるっているわけではなく、何よりチャージ後そのままSSに繋げることが多いので効果を活かすのは難しそうです。
しかし、2/2/3という標準スタッツと対象を取らないSSという武器があり、キャトラ(白猫テニス)といったチャージサポートが登場したので今後の強化カード次第では活躍の目もあるかもしれません。

キャラ以外も見ておきましょう




まさかそっちの名前で出るとは……冥翼のファンタズマさんです。茶熊デッキ専用の3トリと言ったところでしょうか。効果はメルクリオとよく似ていて、その強さは使ったことがある人なら分かるでしょう。茶熊デッキではこのカードを活かせそうなカードは覚醒レイン(茶熊)ぐらいですが、茶熊デッキにヴィルフリートのようなフィニッシャーを忍ばせて使うという方法もあります。トリガーが優秀なので何かしら活用してみたいですね。
ヤンキーコボルトはこれ……邪竜ですよね? 3トリでこそありませんが、手打ち効果は詰めの場面で驚異的な力を発揮します。よっぽど打つ場面は詰めの場面なので4点で働いてくれることでしょう。




最後はタウン。紫茶熊専用のタウン生徒会室が登場です。3枚分使えばMAX12点回復です。エクストラターンならそのまま勝ててしまいそうな回復量ですね…。タウン加速を採用してない場合は積み得なんで入れておきましょう。
で、イレギュラーカードその2私立茶熊学園MTGのショックランドといえば分かる人には分かる複数の色が出るタウンです。指定の3色はLv.4の闇の王子が有する3色ですね。ダメージを受けずに無色1ソウルとして使うことができるのがポイントで、上手くデメリットと付き合いながら活用すれば単色以上のデッキができるかもしれませんね。

1枚忘れてますよ


覚醒オスクロル(私立茶熊)を紹介し損ねるとこでした、危ない危ない。
オスクロル(茶熊)から重ねることができる特殊なカードで、覚醒前とのシナジーはバッチリです。感電を乗せる場合はシャルロット(和装)と組み合わせると全体チェスナイトのような動きになります。
Lv.4以上の茶熊全体の課題なのですが、サーチカードが単色では用意できないのは困りものです。茶熊のLv.4同士はレイン(茶熊)を除いてどれもシナジーが強いのですが、全てを場に並べられる試合ばかりではないです。回収トリガーや新規カードのウィズ(ネコフェス)を使ったりしながらコンボカードを揃える必要があるかもしれません。

まとめ

レビュー疲れた!! 他の色は知識体力共に持たないので皆さんのレビューを見せてください←
魔道士軸やヴィシャス(WE)の強化は一旦おやすみのようですが、茶熊強化がかなりガッツリ入っていたので満足です! 特にザック(放課後)と覚醒ユキムラ(ドレスアップ)のコンボは環境にも通用しそうな感じがあります。
個別考察は発売までに数回あげる予定です、そのときはよろしくお願いします! ではでは!

紫の異常なデッキ回復力

雑談記事です、オキニ=デルゼです。昨日今日とフレミ全敗で非常に意気消沈しております。
そんな負け試合の一戦、紫vs紫の異常なデッキ回復合戦のお話。

そもそも「デッキ回復」ってなんぞ





紫の色特性の1つ、「デッキ回復」。捨て山に落ちてしまったカードをデッキの底に戻し、長期戦を可能にする紫ならではの能力です。相手の点数計算を狂わせて、その間に盤面を除去することで相手の勝ち筋を潰してしまうことができます。
代表的なカードがマフユとその覚醒です。除去とデッキ回復の両者を結びつける紫の鍵を握るカードです。ジロリンどぐうも「とりあえず入れておけ」と言えるような優秀なデッキ回復カードです。
非常に紫らしいギミックではあるのですが、問題があってこれらのカードは第2弾~第4弾にかけて1枚ずつ登場し、他にデッキ回復をしてくれるカードはタウンカードの魔術研究所のみでした。その頃からミラデッキやハロオスデッキでの活躍はあったものの、気休め程度の回復という見られ方が一般的だったのではないでしょうか?

片鱗を見せたのはこのカード


ミシェルは今の魔道士紫を支えるLv.2カードです。これ出た時は覚醒メリドでサーチしやすいLv.2来たな程度に見ていたのですが、今考えると「デッキ回復」を戦術に本格的に組み込むための皮切りになったのはミシェルでしょう。
デッキ回復を利用する際によく意識する動きで、マフユの誘発効果でマフユを、ミシェルの登場時効果でミシェルを戻すというのがあります。同名を2枚採用したデッキ回復カードをこうして使い回すことでデッキ回復の弾切れが起こりません。もし同時に落ちることがあってもジロリンどぐうを使えばもう一度同じ流れを作れます。

第7弾の異常なデッキ回復




第7弾の紫にはなんと4枚のデッキ回復カードが追加されています。アレスの御旗を除けば第2弾から順に2枚→1枚→1枚→2枚→1枚→4枚と追加されてるのでここに来てプッシュがされているのがよくわかります。
中でも画像をあげた2枚の能力は強力です。オチュクロルはドロー兼ルーン条件を満たすための足場として、メルクリオ(むぎゅ)は能動的に自分の場にダメカンを置くために活躍してくれるのにおまけ程度にデッキ回復をしてくれます。なんならどちらも複数枚の回復が見込めます。

では問題のミラー戦

相手のデッキにデッキ回復カードが何枚入っているかはわかりませんが、こちらは前に紹介したミラデッキ。先程画像をあげた計11枚のデッキ回復カードがあります。4枚に1枚はデッキ回復します。それらのカードを優先的にデッキに戻していけばもっと回復します。
それはもう酷い泥仕合(褒め言葉)でした。結果こちらの判断ミスでエクストラターンの山差3枚で負けてしまいましたが、紫の成長した姿が見れて今後のデッキ作成にも活かせそうな収穫も多かったです。

結局何の話?

今回の雑談の結論ですが、紫のデッキ回復力はもはや過信するに足るということです。ただし戻し過ぎると今度は付けるルーンがなくなるので気をつけましょう。
第8弾かなり近づいてまいりましたね。茶熊もデッキ回復するんでしょうか。期待したいですね、ではでは!

【紫単ミラヴィシャス】

こんな人にオススメ

  • 相手の場を崩す戦い方がしたい。
  • 粘り強く立ち回りたい。
  • にらみ合いの盤面が苦手。

デッキリスト

枚数 カード名
メインデッキ
3 キャトラ
3 ヘレナ
2 オチュクロル(白猫テニス)
3 メリド
2 ミシェル
2 メルクリオ
2 マフユ
2 ヴィシャス(WE)
1 マヤ(ハロウィン)
1 オズマ
1 ポン(ANOTHER)
3 覚醒メリド
2 ミラ
1 メルクリオ(むぎゅ)
1 ヴィシャス
1 覚醒マフユ
2 覚醒ミラ
3 ジロリンどぐう
3 ベニムカデ
2 デス・ドクロ
タウンデッキ
2 宿屋
8 紫ソウル採掘場

基本戦術






最強の除去能力を持つ覚醒ミラの第7弾環境対応デッキです。覚醒メリドでサーチできるので動きが非常に安定していて、盤面優位をキープすることができます。
Lv.1から覚醒ミラまでキャラチェンジで繋ぐことで3点を場に打ち出すことができ、その後もルーンをつける効果により継続的に除去を行うことができます。
ただし、打ち出せる点数は無限ではないので高い体力を除去するのには苦労します。特に光の王(WE)といったカードが追加された第7弾環境はミラデッキにおいて向かい風です。





そこで今回取り入れたもう1つのギミックが、ヴィシャス(WE)です。ヴィシャス(WE)がルーン条件を満たしている状況でデス・ドクロの手打ち効果やポン(ANOTHER)のバースト効果を使うことで、擬似的な確定除去を行うことができます。大型のキャラを除去することが難しかった覚醒ミラの欠点を補うことができます。
ヴィシャス(WE)は単体のスペックも非常に優秀で、高コストLv.3としてはかなり珍しい3/6というスタッツが相手の計算を狂わせてくれます。効果は相手がこちらの場にダメカンが乗ることを嫌って殴りにくくなるので、間接的に山を守ってくれる効果にもなっています。仮に相手が殴ってこなくても自分からダメージを出せるようにメルクリオ(むぎゅ)を採用しています。




この記事で初めてミラを知ったという人のために、継続的に除去を行う方法も解説します。軽いコストで活躍してくれるのがミシェルとメルクリオです。ヘレナで持ってこれる状況では使えるソウルや付けたいルーンの数で選ぶことができます。更にオズマを持っている場合はこれらの上に重ねて手札に回収することで場に打ち出せる点数を大きく伸ばすことができます。
スムーズにいった場合、3ターン目に覚醒ミラ展開から4、5ターン目にオズマのコンボで点数を伸ばしていくことになります。




他にもこれだけルーンを付ける効果を持ったカードがあります。覚醒ミラの効果を活かすこと以外にもヴィシャス(WE)のルーン条件を満たすためにも有効です。ルーン剥がしの効果を持つカードが増えてきたのでそれらへの対策にもなります。
マフユは除去主体のこのデッキでは下効果もフルに働くキーカードの1枚です。スタッツが高く、サーチできる強みもあるので積極的に出していきましょう。

最後に新カードであるオチュクロル(白猫テニス)について解説しましょう。これが恐ろしく強い。効果は噛み砕いて言うと1ドローデッキ2回復。Lv.1でありながら手札を減らさない、ドロー効果を持ちながらデッキはむしろ増えていく、そんなカード。デッキにスペースがあればまさに積み得なカードで、モンスターを引き込むリスクもこのデッキにおいては除去や更なるデッキ回復に繋がるので苦にはなりません。
本命の仕事はヴィシャス(WE)のための足場になることです。手札を減らさないLv.1が8枚入っているのでヴィシャス(WE)のルーン条件を満たすための損失は最低限で済みます。

最後に

第6弾では強力なルーンパワー持ちの効果を活かした殴り合い意識の構築でしたが、ヴィシャス(WE)の登場で除去特化の構築ができるようになりました。デッキ回復の効果を持ったカードが多く見えるかもしれませんが、これはたまたまです。しかし実際恐ろしい回復力です。デッキ枚数聞かれる場面で、デッキが15~20枚残ってて相手が頭を抱えるケースが何度もありました。
この話もう何度もするんですが、私は構築が迷走したら決まってミラに行き着くんですよね。使い手が少ないだけでかなり力強いデッキだと信じています。

他の色では味わえない除去力が体験できるので是非お試しください、ではでは!

キャラデッキが作りたい! 後編

こんにちは、オキニ=デルゼです! 若干シリーズ化してたキャラデッキシリーズもこれで完走です。前の記事を読んでない人は急いで読んで来るんだ!

 

 

紫の「アシスト:同名」

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「アシスト:オスクロル」を持つのはオスクロル(教育勇者)。ダメカンが置かれた相手キャラを全て毒にするという盤面処理に優れた効果を持ちます。登場時点では、このカードを出す+ダメカンを乗せる+手札にオスクロルを用意するという非常に厳しい条件が枷となっていました。


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対応カードがこちら。もっとも目を引くのは職業サーチが対応カードの中にあることでしょう。覚醒オスクロル(キンクラ)からオスクロル(教育勇者)をサーチできるので相性が抜群によく、同じくサーチできる覚醒メア(ダグ2)と組み合わせると簡単に条件が満たせてしまいます。オスクロルはコストの重いカードが多いので、手札でダブついた時に有効に活用できるという優秀さもあります。

もちろんだがオチュクロル(白猫テニス)は対応カードに含まれないぞ! 気をつけろよ!!

 

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「アシスト:レイン」を持つのはレイン(シェアハウス)。単体でのスペックで見てもバニラスタッツを持つという強みがあります。加えて効果を活かせるタイミングにヘレナでサーチしてすぐに使うことができます。効果を有効に活用するために突破を持つキャラや防御されないキャラを併用したいところです。


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おいおい、今度こそ明らかに違うのが混ざってるぞって? ちゃんと入ってますよ、「レイン」ボーVer.ってね。そんなのありかよ…。

真面目な考察に戻ります。対応カードにウォリアーが多く、こちらも覚醒オスクロル(キンクラ)を使うことで非常にアシストが使いやすいです。ウォリアーの中でも特に優秀なヴィルフリートは突破持ちなので効果のあて先も用意できます。

 

橙の「アシスト:同名」

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「アシスト:ファルファラ」を持つのはファルファラ(アニバーサリー)。橙のルーンから登場させる効果の中では最短で出せるという特徴があります。ルーンを付ける効果や自身の効果を利用して出したいカードを仕込みましょう。


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強力すぎるがゆえか対応カードが少なめです。ですが、どれもアーチャーでサーチ手段があり、特にファルファラ(サマー)はルーンを付ける効果でアシスト効果のサポートができます。対応カードが登場すれば強化されるのは間違いありませんが、踏み倒すことで徳のあるカードが登場することで強化されるケースもあります。第7弾の虹ルーン組とかね。

 

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「アシスト:チハヤ」を持つのは覚醒チハヤ(バレンタイン)。橙のキャラならなんでも手札から踏み倒し召喚できてしまうとびきりヤバいやつ。ファルファラが降ってきて3コスで全OFFしたり、覚醒ガトリンが降ってきて3コスで除去してきたり、キャラの登場にコストを使わないからこそできる動きが魅力の1つです。

 


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対応カードがアーチャーと武闘家で、どちらも橙に職業サーチのカードがあるのが強い。効果はルーンから登場させる効果と相性がいいものが多く、チハヤデッキを作るならそういったギミックを最低1つは用意したいですね。アーチャー軸であれば覚醒アイシャ、武闘家軸であれば覚醒セツナが強力です。

 

まとめ

同名キャラのイラストが並ぶ記事になって眼福でしたね。←

デッキのヒントの1つになればと思いこのような形の雑談記事になりましたが如何だったでしょうか? 実はこの記事を書いている時点で12月なのですが、1月から登場するプロモカードも記事の中に載せています。プロモカードは特にアシスト効果の強化になるカードが追加されるタイミングなので構築意欲が湧いてきますね。

今度はデッキの形にして紹介できればなと思ってます、ではでは!